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2006/11/22

なんとも歯がゆい

U21交流戦、日本×韓国、国立競技場。

国立で韓国戦ですよ?
カテゴリーは違えど、歴史ある対戦ですよ?

でもこの試合からは、まったく熱が感じられなかった。
かつて凌ぎを削った日本と韓国。国の威信をかけた戦い。
そんなノスタルジーは、いまの若者には関係ないのかな?

粒ぞろいの日本は、誰が仕掛けるともなく、なんとなく
個々の実力をそこそこに発揮するだけ。
対する韓国は、1対1では勝てないからきっちりと戦術を守る。
気持ちを前面に押し出すのではなく、いい子のサッカー。

まあ、観ていた僕自身が、誰が出るのかなぁ、とか、
韓国に知ってるやついねぇなぁ、とか、物見遊山的な気分で
いたから偉そうには言えないかもしれないけどさ…。

報道で監督談話として伝わっていた、
「気持ちのない選手は5分で交代する」
ならば全員代えてもらおうか(怒)と思っちゃった。

下手なサッカーはしたけれど、自分をもっとアピールしたいと、
この世代の代表に生き残りたいと必死で頑張っていた
先週の韓国遠征メンバーの方がよっぽど心に残るプレーを
していた。

そんな、いい意味での、カラを破る選手が出てきて欲しかった。
国立で韓国に勝たずにどうする!とバカみたく突進する選手とか、
自分のミスを棚に上げても味方を鼓舞するやつとか…。

あ、でも、
一番歯がゆい思いをしていたのは、
ベンチの井原コーチかもしれないな。

戦術やプレーを教えるよりも、気持ちを伝える方が難しいもんな…。

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2006/11/19

神様の悪戯

黒津の突破で得たPK。

川崎の選手が、カードの色が違うんじゃないかと
審判に詰め寄っていたとき、
キッカーの我那覇はゴールポストの横に立ち、
緊張を抑えるかのように水を口に含んだ。

審判の周りの人垣が解けたとき、
足元にあったボールをちょこんと前に蹴り出し、
意を決したようにペナルティスポットに歩を進めた。

元来、川崎のPKキッカーはブラジル人。
我那覇はJ2時代から数々のゴールを上げながらも、
これまでPKを決めたことはなかった。
しかしこの日、3人のブラジル人選手は全て出場停止。
キッカーに指名されていたのは我那覇だった。

ペナルティアーク近くまで長めに助走を取る。
後ろでは跳ね返ったボールに詰めようと森が足を踏む。
ふっ、と息を吐き、走り出す。右足を振り抜く。


とまあ、なんとか後半に入ってPKで先制したものの、
前半の川崎のサッカーはひどいもんだった。
先発メンバーがほとんど固定されているチームで、
4人が出場停止という緊急事態であったから仕方ないけど、
持てない、つながらない、守りにも穴が開きすぎと、
本当に3位のチームなのか、と。

対する福岡は、降格争いの中、勝ち点をひとつでも拾いたい
気持ちが前面に出て、躍動感あふれるサッカーをしていた。
決定機を度々外してはいたけれど、試合を支配していた。
そして先制点を奪い、少し集中力が緩んだ川崎の隙を突き、
見事なカウンターで同点に追い付く。

その後は一進一退。
福岡にも、最悪でも勝ち点1という計算がどこかにあったのか、
90分が近づくにつれ、思い切りのいい攻撃が出来なくなってきた。
川崎も、週半ばの代表戦の疲労が抜けきっていない憲剛と我那覇の
足が次第に重くなっていく。


きっとサッカーの神様は、最終節まで優勝争いを楽しみたかったのだろう。

試合終了数分前、憲剛が放ったFKはいったんクリアされるものの、
いつもはニアで競りにいくが、なぜか後に残っていた谷口の前に弾んだ。
浮かせないように細心の注意を払ったかのように思われるミドルシュートは
ポストに弾かれる。

しかし内側に跳ねたボールには強烈な回転がかかり、ワンバウンドしたあと
にゴールラインを越えた。
福岡、古賀の強烈なシュートを弾き返したポストは、最後に川崎に味方した。

Akiramenai

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