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2007/02/22

ローマ×リヨン

それにつけてもスタディオ・オリンピコの凄さよ。

チケットは75000枚も売れたという。
あの中田英寿が出場し、スクデットを獲得した試合が
再現されているかのような盛り上がりようだった。

イタリアサッカー界を取り巻く厳しい環境下、
お互いに攻撃力を売りにするチーム同士の対戦。
心待ちにしないローマのカルチョファンはいないだろう。

その圧倒的な声援を背に、最初は硬いプレーが
多かったローマだが、リヨンのスピード感溢れる攻撃を
なんとか凌いでいくうちに自分たちのリズムを取り戻す。

実は久しぶりにローマをじっくり観た。
選手だけでなく、その戦い方もすっかり変貌している
ことにまず驚いた。中田がいたころの王者のサッカー
は姿を消し、いまのローマは挑戦者だった。
もちろん、ピッチの中心は王子から王様になった
トッティが君臨しているわけだが。

そのトッティ、君臨はしているけれどよく動く、走る。
周りとのコンビネーション、カバーリングにも労を
惜しまない。その姿には感動さえ覚えた。
あの、ワールドカップの舞台に立ったときに感じた
オーラを今日も見たけれど、決して驕りはなかった。

対するリヨンは、今回勝ち残ったチームの中で、
ハマれば最もファンタスティックなサッカーを見せて
くれるチーム。ムラがあるのはご愛嬌としても、
グループリーグで初戦でレアルを圧倒した試合、
サンチアゴ・ベルナベウを震撼させた試合の前半は
記憶に新しい。

新しいローマと進化を遂げるリヨン。好カード。
しかし!そんな試合を台無しにしてくれた人間がいた。

マイクライリーの笛が邪魔。
イングランドのこの主審はいつも不要な笛を吹く。
ちょっと競り合ったら笛、試合を止める。
そしてカードでゲームをコントロールしようとする。

出されたイエローカードはローマに8枚、リヨンに3枚。
激しい攻防はあったけどそんなに荒れた試合ではない。
ローマなんか、8枚ももらっているのに退場者ゼロだ。
2枚目もらわないよう均等にハードアタックしたのか?
いやそんなことはない。取る必要のないシミュレーション
や異議にも出している。数えていたに違いない…。
レッドを出すと試合を荒らしてしまうから。

国を越えた移籍が活発化し、かつて言われていたような
リーグごとの判定基準の差がなくなりつつある。
でもイングランドはもっと激しい試合が多い。
なのにそこの主審がこんなにファウルで試合を止めるとは。

もちろん、反則は反則、危険な行為は犯してはいけない。
でもいちいち肩が当たったくらいで試合を止めていては
リズムが作れない。選手が苛立つ。ますます荒れる。
おかげでイラついたローマの選手が戦う相手は主審となり、
リヨンは攻撃のテンポを常に削がれた。

大声援のなか、高レベルなせめぎ合いを期待したのに。
トッティとジュニーニョのFK合戦以外はたいした見せ場
もなくスコアレスドロー。
アウエーゴールを許さなかったローマ有利に思えるが、
リヨンはホームでめっぽう強い。

状況は五分五分。セカンドレグに期待しよう。

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