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2007/03/25

日本×ペルー

20070324
普通のことを普通にやるのは難しい。
でも普通のことだけじゃ面白くない。
満足できない。勝手なもんだ、サッカー好きは。

あ、でも中村俊や高原を心待ちにしていた人に
とっては満足のいく試合だったと思う。

止まったボールを蹴らせれば世界レベルだって
ことはもう明らかだし、中村のFKは日本の最大の武器。
高原の体躯の強さはブンデスリーガでも目立つくらい
だし、あれくらいのシュートは決めて当然だ。

しかしその「個」の能力と、オシム監督就任以来求め続けて
きた連動性、動いて考えて動くサッカーの融合はついに
なされなかった。個の力でペルーに勝っただけ。
練習時間も少なくて、はなから無理だったのかもしれないが。


はっきり言って、今日のペルー相手では個の力で勝てる。
ジーコが監督していたころのチーム、日本で最高の技術
と強さを持った選手を集めて、個人の勝負で優位に立てる
相手だった。

そんなチームで結果が出なかったから、オシムに
タクトを預け、新しい日本代表を模索していたはずだ。
個々で負けても、チームとして勝つ。日本らしいサッカー。

もちろん個人の能力でどんなチームにでも対抗できれば、
それにこしたことはない。だけど現状、プレミアリーグ、
リーガエスパニョーラ、セリエAで通用している選手は
いない。だったら集合体で戦うしかない。

幸いにもセットプレーからの2得点で今年最初の試合に勝てた。
しかし流れの中で決定的なチャンスはまったくといっていい
ほど作り出せていなかった。勤勉に守るペルーのディフェンス
完全に崩した場面はなかった。
唯一、中村俊と中村憲のコンビネーションで中央を開け、
ミドルシュートを放った場面くらいか…。

試合終盤、交代を重ねて若者がピッチを縦横無尽に走った。
ちょっと張り切りすぎて観てる方も誰がどこにいるのか
わからないくらい動きすぎていたけれど、こちらの方が
新しい日本の形のような気がする。

しばらく代表戦はないけれど、オシムの次の選択はどう
なるのだろうか。楽しみだ。

ひとつ危惧されるのが、今日の「結果」のみによって欧州組
優位論がまたメディアに蔓延すること。
かつて、どうせ欧州組が呼ばれたら自分たちは使われないと
代表でのパフォーマンスが下がり、チームでの輝きさえ失って
いった多くの選手。オシムはそんなことはしないと思うが…。

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