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2008/08/07

北京五輪 女子サッカー 日本×ニュージーランド

女子サッカー日本代表、
北京オリンピックでの戦いが始まった。


初戦の結果はまあ、妥当なところ。
ランキングはあてにならないからね。
NZなんかは頻繁に対外試合やってないだろうし。
予選もたいした試合はしちゃいない。

女子サッカーは、トップ3のアメリカ、ドイツ、スウェーデンを
除けばあとは団子みたいなもん。
FIFAランキング10位の日本は6位の北朝鮮に勝つこともあるし、
23位の韓国に負けちゃうことだってある。
だから24位のNZはたいしたことないだろう、という見方は危険。
だって日本だってオリンピックでまだ1勝しかしてないんだから。

で、試合。
もともと、いまの佐々木監督は個人的に気に入らない。
女子日本代表として初めてタイトル取ったじゃないかって?
東アジアじゃないか、そんなの。

世界で戦うには、日本の女子の、いちばんいいところを伸ばさないと
ダメなんだよ。それはパスサッカーとか献身的な動きだとか言うけど、
日本女子のいいところは、負けん気の強さ、気持ちなのだよ。
小さな体で、ドイツとかアメリカの屈強な相手にぶちあたる。
何回跳ね飛ばされても立ち上がって戦いを挑んでいく。

国立でメキシコに勝ったときも、相手のきたないプレーにも怖がる
姿なんか一切見せずに正面切って戦いを挑んでいった。
北朝鮮戦も、自分たちに自信を持って、堂々と戦った結果だった。

でも今日は、彼女たちからその勝ち気な部分が見えなかった。
緊張していたのかもしれないけれど、自分がボールを持っているのに
相手が来たら逃げていた。パスが逃げのパスになっていた。

それはなぜか。
戦術が大きな要因だと思う。もちろんそれだけじゃないけど。
佐々木監督はシステマチックで、適したポジションに選手をあてはめ、
それぞれの仕事を明確にする。役割を与える。
そしてその場でミスしたら、自分の責任だから、ミスをしないようにする。
ボールをはたく、逃げる。チャレンジしない。

選手は一生懸命にやってるよ。もちろん。
でも、その役割をこなすことに一生懸命で、システムを破ってでも
点を取りに行くとか、目の前の敵に勝つ、だとかまで考えが及ばない。
彼女たちはある意味、サッカーに純粋だから、監督の言う通りに
一生懸命やったら、勝てるんだと信じる。決して力は抜いていない。

でもサッカーって、言われたことやるだけじゃ勝てないんだ。
時にはシステムを、殻を破ることも必要。戦術は相手が知って
いることだからね。その破り方を知っている荒川や丸山が入って
流れは変わった。澤にあれ以上の役割を求めるのは無理。
攻めない近賀とか何の魅力もないし、宮間も1対1でもっと勝てる。

誤解されるといけないので、もう一度書くけど、これは選手が
一生懸命にやってないとか、戦っていないとかいうのではない。
課されたシステムとか戦術が、彼女たちの魅力を奪っているのだ。
なでしこを解き放て! 監督よ!

ああ、このメンバーで、上田さんが監督やってたらもっと面白い
サッカーが見れたろうに…。なんて言っても仕方ないか。。。

最初に書いたように、結果は妥当。悪くない。
アメリカは初戦、ノルウェーに負けた。これは番狂わせ。
次戦はその混乱に乗じて、耐えて戦えばチャンスはある。
ノルウェーはきつい相手だけど、付け入る隙はたくさんある。
NZだって黙ってノルウェーとアメリカに連敗するとは思えない。
まだまだ始まったところだ!

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