« 2010年 | トップページ | 高校サッカー選手権、準決勝 »

2011/01/07

インカレ(サッカー)決勝、中京大学×関西大学

12月31日から1月4日まで、例年になく長い間帰省していたので、
今年のサッカー初観戦はインカレ決勝、中京大学×関西大学。

去年末から今回のインカレはずっと追いかけていて、
1回戦: 鹿屋体育大学×高知大学、明治大学×新潟経営大学、
準々決勝: 明治大学×高知大学、駒澤大学×中京大学、
準決勝: 高知大学×中京大学、筑波大学×関西大学、と観戦。

数年前からインカレの妙な魅力に惹かれて出かけるようになったけど、
今年は世間の注目度が上がっていた気がする。
福岡大学の永井謙祐がいたからだ。そして先のアジア大会で大学生
たちが大活躍していたこともあるだろう。
でもまあ、それも福岡大学が敗退するまでのことだったけれど。
準決勝の平塚と、決勝の国立はいつも通りのインカレだった。


(続き)に続く


妙な魅力を感じるのには、いくつかの要因がある。
まず、高校生と違って、選手はほとんど身も心もオトナだってこと。
いい選手でもちょっと線が細いな、と選手権を観ていると悲しくなる
ことがあるけれど、インカレではもう立派な体格になっている。
プロの選手には劣るけれど、立派なサッカー選手、なのだ。

そして選手のほとんどは、この大会でサッカー選手生活を終える。
プロやJFLでサッカーを続けられる選手はほんの一握りで、
4年生の大半は就職して社会に出る。
高校でもサッカー選手生活が終わる選手がいるだろうけれど、
選手権に出てすぐに就職する選手は少ないだろう。
だから、選手として最後の挑戦、を観ることができる。

運営も手づくり感いっぱいで、とりあえずJFA管轄の大会なんだけれど、
JUFA(全日本大学サッカー連盟)がほとんどの活動を担っている。
まあこれは、大会運営もいい経験だとJFAが突き放しているのかも
しれないけれど、もうちょっと補助してあげてもいいのに、とは思う。
が、これは観客に心地よいもの。自由にサッカーを観る原点みたいな。
高校選手権が完全に商業化しちゃってるので嫌気さしているのもあるか…。

と、こんな感じで個人的には年末年始の恒例行事となっているのだが、
今年は實藤友紀(高知大)、田中雄大(関西大)、棗佑喜(駒澤大)と
来季フロンターレ入りする選手が3人も出場し、明治大学なんかには
Jリーグ入りが決まっている選手が多くいるなど、普段インカレには
来ていなかった客層が多くみられたことも事実。
ああ、福岡大に釣られていたのは報道陣だけか…。
いつもいるからね、加入内定している選手を応援にくるサポーターは。

で、決勝戦は中京大×関西大と、予想だにしなかった組み合わせ。
関東チャンピオンの明治大は高知大に苦杯をなめさせられ、
インカレではなんだかんだ強い駒澤大は不思議な中京大にやられ、
風間監督率いる筑波大は関西大の勢いに押されて姿を消した。
関東勢が強い強いと思っていたけれど、地方の大学もしっかりと力を
着けてきているんだな、と印象付けられた大会でもあった。

でもそれは、勝負強さ、の部分。
やっているサッカーは、明治大や筑波大の方が洗練されていたし、
駒澤大も例年の強さは見せていたと思う(国士舘大は観ていない)。
数年前の、関東には敵わない、という弱気な戦い方ではなく、
自分たちの戦い方で、自信を持って挑んでいる地方大学が多かった。
そうしたらサッカーは、どっちに転ぶかわからないからね。

決勝戦はスリリングな展開。
勢いで押しまくる関西大と、いなしてチャンスに差し込んでいく中京大。
組み合わせもよかったのか、劇的なロスタイムFK弾で中京大が追い付き。
最後の最後、延長戦まで足が残っていた関西大が勝ち越しと、劇的な結果。
関西大は1回戦からすべて1点差勝ちと、競り合いに強かった。
最後まで諦めない、走り続ける精神が優勝につながったのだろうか。

決勝戦後のセレモニーも素朴で、素直に喜びを表現する関西大の選手たち。
そして決勝の舞台に立つことができた中京大の選手たちも、いつまでも
国立を去るのを惜しむかのように応援団に向かって各々の感謝を伝える。

今年もインカレは面白かった。また来年!
夏の総理大臣杯も行ってみたいなぁ、関西だけど。。。

|

« 2010年 | トップページ | 高校サッカー選手権、準決勝 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/133927/50514377

この記事へのトラックバック一覧です: インカレ(サッカー)決勝、中京大学×関西大学:

« 2010年 | トップページ | 高校サッカー選手権、準決勝 »