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2012/01/11

選手権決勝

前半開始1分の先制点。
後半ロスタイムの同点ゴール。

その間の90分は濃密なせめぎ合いが続いた。
これが、退屈な90分だったのか、それとも
極度の緊張状態が続いた90分だったのか。
それは延長後半が終わって笛が吹かれた瞬間、
勝った方も負けた方も、両チームの選手がバタバタと
ピッチに倒れ込んだことでわかることになる。

それにしても選手権に出てくる選手のレベルは上がった。
決勝を観にきたのは3年ぶりくらいだけれど、
止める蹴るの基本技術は大きく進歩している。
選手の意識が高まったのか、Jユースの影響なのか、
はたまた指導者が変貌を遂げたのかわからない。
けれど確かに、日本の高校生は上手くなっている。

地方大会とか選手権準決勝まではテレビでしか見て
いなかったから、全体的な底上げが行われているのか
どうかはわからないけれど…。

しかし個人的には、ちょっと寂しさを感じる。
高校サッカーでは、ひとりの絶対的エースがチームを牽引し、
強豪校を倒すのが好きだからだ。
今は、それだけじゃ上まで残ってこれないのかな。
でもそんな選手が、プロになって活躍している例は多い。
決勝戦は高度なゲームだったけれど、
僕がスカウトだったら、自分のチームにぜひ、と思う
選手がいなかった。それが残念だった。

試合は面白かったけれど、いい選手に巡り合えなかった。
選手個々のレベルは上がっているのに、なんかおかしい。
そんな決勝戦だった。

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2012/01/08

インカレ決勝

今夜遅く、テレビ録画放送があるらしいので、
その前にインカレ決勝の雑感を書いておく。
走り書きなんで乱文お許しあれ。

準決勝までを観戦して、決勝は明治に分があると
なんとなく思っていた。

専修の勢いはすごいし、攻撃が型にはまったときは
これまでインカレで見たことのない爆発力を発揮する。
でも一方で、DFの裏に穴があり、特に両サイドバック
の裏側は狙われて然るべき弱点であったのは確か。
攻撃は最大の防御というように、見えなくなっている。
そこを試合巧者の明治が見逃すわけはない。

何よりも、インカレ初出場で初の決勝だ。
若い選手も多く、舞い上がってしまうのではないか。

実際、前半はその通りになった。
どこか専修の動きは硬く、いつもの三の矢が出てこない。
明治がボールを支配し、専修が守りに追われる時間帯
が多かったように記憶している。

ただ、それは明治が専修の弱点を突いたという形では
なく、専修があえて出なかった、という気もした。
こればっかりは監督と選手に聞いてみないとわからない。
そして、前半のうちに明治は決定的なチャンスを
決められず、スコアレスで後半を迎える。
専修が出てこないから、明治もボールを回すだけで
出られない。そんな睨みあいの前半だった。

これが作戦だとしたら、専修は大したもの。
後半、特にスイッチを入れた感じはないものの先取点を奪う。
そしたら一気呵成に攻めに出る。どんどん選手が前に出る。
長身FWに当て、両サイドの7番と14番が絡み、10番と6番
ががっしりと中盤を組み立てる。いい時の専修が蘇る。

一気に変貌を遂げた専修に、明治はなすすべなし。
ただ耐えるだけ。ときたま訪れるチャンスにも及び腰。
一人ひとりは明治の方が上手いのに、勝負しない。
これじゃダメだ。

個人でみると、フロンターレ内定の明治GK高木君に見せ場なし。
失点がすべてGKとしてはノーチャンスだったけれど、
崩れたチームを立て直す気概が感じられなかったのは残念。
一方、専修のフロンターレユース出身の仲川君はその可能性を
存分に見せつけた。まだ1年生だってのに、ピッチでは王様。
ジュニーニョを見て育った子どもの世代だけあって、圧巻の存在感。
特別指定で囲っておいた方がいいんじゃないの?

ただ、試合終了直前に交代させられて、不快感を露わにする若さも。
コーチと監督に怒られていたのが可愛かった。
(もしかしたら、終盤のプレーの軽さを怒られたのかもしれないけど)
あのプレースタイルだと、必ず一度は頭を打つ。
それを乗り越えたら、すごい選手になるだろうな。来年も楽しみだ。

専修フィーバーで幕を閉じた今年のインカレ。
動員かけて1万人を超える観客が集まったけれど、
もっともっと、たくさんの人に見てほしい試合内容だった。

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