2010/07/10

2010ワールドカップ12日目

グループリーグの最終戦は、各グループの試合が同時刻開催。
どちらかしかみれないわけなので、ザッピングザッピング。

グループA
メキシコ×ウルグアイ
フランス×南アフリカ

メキシコとウルグアイは、この試合引き分ければもう一方の試合結果に
関係なく決勝トーナメント進出。
フランスと南アフリカは、メキシコかウルグアイのどちらかが負けて、
なおかつ得失点差で上回らなきゃいけないという厳しい状況。

当然、メキシコとウルグアイは大敗しなきゃいいという前提で試合を
進めて、他方の状況をみていればいいわけだから、試合は動かないだろう。
と思いきや、ウルグアイのスアレスが前半終了間際に得点!
さすが空気が読めない南米のストライカーだ(笑)

おまけにフランスは1人退場してるだと?ひょっとして南アフリカの奇跡は
あるのか?なんて後半はフランス×南アフリカに集中してみる。
4点とか5点とか取ればわかんねぇぞ、みたいな状態でわくわく。
でもやっぱり、いくら手負いのフランス、チーム内部がガタガタなレ・ブルー
でも、目の前の相手にはそうそう負けていられない、個々の意地がある。

結局は南アフリカ1点差の勝ち。グループで勝ち点4はそんな悪くはない
けれど、開催国として初めてトーナメント進出を逃す結果となった。
でも試合はいずれも熱かった。ホームの利、というのは間違いなくある。
サッカーってそんな競技だなと改めて実感。
フランスはもう、なんかひどい状態でワールドカップを去ることに。
ジダンがいた98年と06年は優勝と準優勝。いない02年と10年は
クループリーグ敗退と、個々には非常にクオリティの高い選手を揃えて
いるのに(いるからこそ?)、絶対的な司令塔がいないと機能しない。
残念でならない。

グループB
ナイジェリア×韓国
ギリシャ×アルゼンチン

アルゼンチンのイチ抜けは固かったものの、2位抜けが韓国かギリシャか
最後までもつれたグループ。

まあでも、手を抜けない(国民が許さない)アルゼンチンと、今大会の
ギリシャとでは最初から勝負にならないと思っていたし、
韓国もアルゼンチンに大敗して余計に気が引き締まっただろうし、
韓国の2位抜けになるだろうな、と試合前は思ってた。

でもその楽観視を覆したのはナイジェリアの頑張り。
今大会はアフリカ勢優位かと思いきやイマイチ活躍を見せてこなかった
アフリカ諸国は、3戦目にしてようやく本来の力を出してきた(遅いけど)。
ナイジェリア×韓国はシーソーゲームとなり、最後まで気が抜けない展開。
それでも最低限の勝ち点1を拾った韓国がトーナメント進出を決めた。

韓国とかオーストラリアとか応援はしないけれど(同じアジア勢の活躍を、
なんて広い心にはどうしてもなれない。。。)、アジアのワールドカップ
出場枠キープのためには、韓国のトーナメント進出は、とりあえず好感。

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2010ワールドカップ11日目

早く書かなきゃワールドカップが終わっちゃう。。。

夏バテたのか、まともに寝ていない影響なのか、
たぶん両方のせいなんだろうけれど、体調が優れない。
でもなんか、ワールドカップだからこそ、の疲れは心地よい。

ポルトガル×北朝鮮

初戦をコートジボワールと引き分け、グループリーグ突破には
勝つしかないポルトガル。
初戦はブラジル相手に敗退したものの、1点差負けと善戦した北朝鮮。
北朝鮮は、勝ち気まんまんのポルトガルの姿勢をうまく利用すれば
勝てないまでも、相手を慌てさせることができたろうに。。。

そこまでの戦術をワールドカップの舞台でできるほど、北朝鮮は国際
経験を積んではいなかった(まあ、アジアでも、だけど)。
ブラジル戦で結果的に闘えた(ブラジルが全力の半分だったとしても)
ので自信が湧いたのか、北朝鮮は対等な相手と対峙するような
形で試合開始を迎える(もちろん相手が格上とわかっていただろうけど)。

おまけに前半はそこそこ善戦し、1失点に抑えられていたものだから、
色気を出したのだろうか、後半は真っ向勝負に出た北朝鮮。
それはカウンターを食らって失点、また失点。心が折れる7失点。
コートジボワールと勝ち点で並ぶ可能性が大きかっただけに、
最後まで手を抜かない(遊ばない)で点を取りに行くポルトガル。
北朝鮮に抗する力は残っていなかった。

チリ×スイス

スイスは非常に守備が堅い国。前回ドイツ大会では無失点無敗
ながらもトーナメント初戦でPK負けと珍しい記録も残している。
そして今大会初戦は粘りに粘ってスペインを撃破。また無失点。
どこまで続くか無失点記録、というところだったけれど、
前半30分に大きな落とし穴。中盤の要であったベーラミが一発退場。

イタリアが持っていた記録(550分)を更新する後半30分までは
それでも全員守備で耐えたけれど、559分ぶりの失点を喫する。
やっぱりサッカーの神様は、守ってるだけじゃダメだよ君たち、
という啓示を与えたのだろうか。
それでも1失点だけで済ませたのは立派だけれど、初戦の大金星の
意味がなくなってしまうような、疲れだけが残る敗戦となった。

スペイン×ホンジュラス

初戦、まさかの敗戦を喫したスペイン。
いつも無敵艦隊と言われながら、大切な試合に勝てないスペイン。
でも早めの敗戦でかえって気が楽になったのか、前半のうちに
ビジャがゴールを上げ、あとは流してるのかと思う様な試合。
スペインとホンジュラスの実力差は大きく、その差そのままの結果。

それよりも、この試合の主審ニシムラに日本人の注目は集まった。
Jリーグで頼りないジャッジをしている彼が、ワールドカップでどうなのか。
結果、無難に試合をコントロールして好評を得ることになる。

なんだよ、やればできるんじゃないか。
Jリーグで手を抜いていたとは言わないが、なんか腹が立つ(笑)

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2010/06/29

2010ワールドカップ10日目

このブログを定期的に読んでくれている人がいるのかどうか
わからないけれど、いつも書き捨てですみません。
推敲どころか読み直しもしていないので、意味のない文章に
なっていることろがあるかと。。。
ただ思ったことの記録なので、ごめんなさいな。

スロバキア×パラグアイ

スロバキアは何もできず、完敗。
得点差以上の実力差を見せつけたパラグアイだった。

今大会、もっと得点差が開いた試合もあるけれど、
敗者が何もできなかったという印象を持ったのは初めてだった。

イタリア×ニュージーランド

イタリアがおかしい。
というか、選ばれたメンバーをみて覚悟はしていたけれど、
カテナチオもないしファンタジスタもいない。
堅い守りと前線のひらめきで勝ち続けていたアズーリ。
でも今回は期待が持てない。大化けがなければ勝てないだろう。

ニュージーランドが事故みたいな得点で先制。
実力差を考えればそんなに慌てることもないんだけれど、
どこかイタリアには焦りが見える。
それでもPKで1点を返しただけで、あとは守りに専念した相手を
崩せず。。。

好きだったアズーリがこんな情けなく変貌してしまって悲しい。

ブラジル×コートジボワール

ブラジル強い!
北朝鮮戦ではまあご愛敬の1点差勝ちだったけれど、
コートジボワール相手に本領発揮。圧倒した。

と、気持ちよく勝利を祝いたい(いやブラジル贔屓ではないけど)が、
試合を後味悪いものにしたのはフランス人審判。
最初の悪質なファウルを見逃してしまったがためにプレーは荒く。
そしてなんとカカが2枚のイエローで退場するはめに。

審判のレベルがよくない、今大会は。
日本から派遣されている西村主審がよく見えるほどだから。
Jリーグでは嫌われ者の彼が、だ。

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オランダ×日本

川島永嗣、悔しかったろうな。

今大会、何かと話題になる公式球のジャブラニ。
軽いとか曲がらないとか無回転になったらどうしようもない
軌道で飛んでいくとか。。。

公式球の重さは規定によって決まっているし軽いわけはない。
反発係数だとか空気圧もしっかりと定められているはずだ。

これまでのボールと違うのは、表面のパネルの貼り方。
縫い目がほとんどないため、空気抵抗が少ない。
とすると、ピンポン玉を投げたときのように予期しない変化をする。
風があればなおさら、だろう。

スナイデルの放ったシュートは、手前30センチで変化したという。
本当か?と思うけれど、一流のアスリートはサッカーボールの
数センチの揺れや動きを感知する目を持っているから確かだろう。

反応の速さが災いしたという見方もできる。
もう少しゆっくり飛んでいれば、外か手前にはじくことができたのでは。
でもあの反応スピードがあってこそ、届くボールだってあるのだ。
とんでもないスピードで飛んでくるシュートを防ぐにはあのスピードが
必要なのだ。

こんなことで凹んだりしないのが川島永嗣だ。
日本を救うビッグセーブが、必ずみられるはずだ!

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2010ワールドカップ9日目

オランダ×日本は別エントリーで。

ガーナ×オーストラリア

正直、日本戦の余韻であまり試合はよくみていない。

オーストラリア先制で、ああ、初戦の惨敗から立ち直ったのか、
キューエル退場になってガーナが追い付いて、運がないなと
思いつつ、最後まで試合はこのまま進んでしまった、て感じ。

それにしても今大会、レッドカードが多い。
そんな荒れた試合とは思えない試合でも、だ。
ガチガチの試合になるトーナメントになったどうすんだ?

カメルーン×デンマーク

これもまた、あまり覚えていない。

カメルーンは開催地に一番近い国なのに、相変わらずの内紛。
他のアフリカ諸国もイマイチ勢いに乗ることができていなくて、
ワールドカップのアフリカ開催はまだ早かったんじゃないかと
思うような結果が続いている。

日韓大会のときは、いろいろあったけれど開催国は結果を残した。
ブラッターが票集めのためにアフリカ大陸開催を強行したツケは大きい。

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2010ワールドカップ8日目

ワールドカップ開催後、8日目にして初めて生観戦を断念。
翌朝早くからフットサルしに行くためだったけれど、
その場でもみんなワールドカップの話。
いつもと違って、オヤジばっかのサッカー話はちょっと新鮮だった。

ドイツ×セルビア

前にも書いたように、セルビア贔屓の僕。
でもさすがに今大会のドイツに勝てるとは思っていなかった。
勝ちを祈っているけれど、初戦でオーストラリア相手に完璧な
試合運びをみせたドイツにセルビアが歯が立つとは思わなかった。

でもサッカーには色んな計算違いが生じる。
この試合のスペイン人審判は序盤からイエローカード連発。
こんな調子だと誰かいなくなるな、と思ってたら前半のうちにドイツの
FWクローゼが2枚目のイエローで退場。
それまで優勢に試合を進めていたドイツだったけれど、一気に攻守逆転。
退場直後にセルビアが先制。

一方、数的不利に立ったドイツはさすがの試合運びをみせる。
リードを許したからといって無理に攻め込むことはなく、
負けるにしても最低限の負けで済まそうとしたように思えた。
初戦で大量得点を奪って勝ち点3を得ているだけに、グループリーグ
突破にはよくて引き分け、負けても最少失点で、という戦術が見え隠れ。
それでもカウンターで決定的なチャンスをつくりだしたのはさすがだけど。

スロベニア×アメリカ

いろいろ準備しながら、横目で観戦。

ああ、スロベニアいいなぁ、連勝したら台風の目になりそうな感じだな。
なんてみていたら、アメリカは後半一気に2点差を追いつく。
アメリカの底力はすごいな。走り続けることの強さ。
サッカーの美しさはないから好きにはなれないけれど、
あのスポーツ大国が本気でサッカーに力を入れてくると怖いよな。

イングランド×アルジェリア

翌日にビデオ観戦。
でも途中で寝ちゃうほどつまらない試合。

今大会のイングランドは魅力がない。
伝統のシステム(442)を放棄するのかしないのか、中途半端な感じ。
選手はそれぞれのチームで新しいシステムでプレーしているのに、
カペッロ監督という劇薬を飲んだのに、さしたる変化がみられない。
個人の力だけでどうにかなる時代はもう過ぎ去ったのだ。

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2010/06/27

2010ワールドカップ7日目

開幕してから1週間。
そろそろ観戦者も体力がキツくなってきたころ。
でもまだ頑張って一日3試合をみる。

アルゼンチン×韓国

初戦ギリシャを圧倒し、アジア最強国としての力を見せつけた韓国。
同じくナイジェリアを相手に苦戦しながらも勝利したアルゼンチン。
実質的にはグループBの1位争いとなる試合。

僕としては韓国の強さを実感するわけで、初戦の勝ちなんてアジア勢でも
ワールドカップで順当に勝ち、という言葉が使える時代が来たんだ、
なんて感慨深いものがあった。個人的に応援はできないけれど。。。

しかしてこの試合は、世界トップとの実力差をまざまざと見せつけられる
結果となってしまった。アルゼンチンが4ゴールを奪い圧勝。

ギリシャ×ナイジェリア

ナイジェリアが先制し、試合を優位に進めていたけれど、1枚の赤紙で
状況は一変。初戦で韓国に完敗したギリシャが息を吹き返す。

あとはよく覚えていないけれど、ゴリゴリ押し込むのはギリシャの得意技。
ホームアドバンテージがあるのかないのかよくわからないアフリカ勢。
ギリシャがワールドカップ初勝利をあげた。

フランス×メキシコ

今大会のフランスの不調を決定づける試合となった。
メキシコはチームとしては確かに強いけれど、個人能力を比較すると
フランスの方がはるかに上。

けれどドメネク監督の采配があれなのか、選手同士の連携が悪いのか、
まるで機能しないフランス。
チャンスを逃し続け、メキシコの反撃を受けてあえなく失点。

個人的にフランスはファイナリスト候補だと思っていたけれど、
すっかり見限ることになってしまった一戦だった。

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2010/06/26

2010ワールドカップ6日目

正直、もう忘れかけてるけれど、6日目。
3試合目からグループリーグは2巡目に。

ホンジュラス×チリ

元アルゼンチン代表監督の名将ビエルサが率いるチリ。
南米の強豪でありながら3大会ぶりの本戦出場。
今回南米予選ではブラジルに次ぐ2位と、注目されるチームのひとつ。

対するホンジュラスは28年ぶりの出場。
北中米・カリブ地区の第3代表は近年、ジャマイカやコスタリカが本戦に
出場していたけれど、常連のアメリカとメキシコに続いた。

試合は圧倒的にチリのペース。
ホンジュラスは守勢一方の展開。
とはいえ生まれたゴールはチリのボセジュールのひとつのみ。
ワールドカップではそんなに簡単にゴールは生まれない。

スペイン×スイス

最後に登場するのは本命スペイン。
2年前の欧州選手権を制した勢いで初優勝を狙う。
対するスイスは欧州の中堅国で守備が売り物のチーム。
組み合わせに恵まれたヨーロッパ予選は1位通過。

しかししかし、スイスが粘りを発揮する。
スペインは圧倒的にボールを支配し、何度もチャンスをつくり出すが
ゴールは奪えない。でもどこかに余裕(油断)があったようだ。
それは後半開始して間もなくのスイスのラッキーゴールで鮮明になる。
ますます守備を固めるスイス。こじ開けようとするスペイン。
しかしその扉は開くことはなく、試合終了の笛を聞く。

少し、マイアミの奇跡を思い出した。

無敵艦隊と称されるスペインは、本大会ではいつも予想を裏切る。
さて、欧州選手権を制して少しは現実的に勝つことの重みを
得たスペインはどうなるのだろうかね。
サッカーの楽しさと現実をミックスしたものをみせてくれるのだろうか。

南アフリカ×ウルグアイ

これまで開催国は必ず決勝トーナメントに進出している。
南アフリカにもその重責がかかっているのだけれど、無理、という見方が
やはり多かった。でも第1戦を終えてグループの勝ち点がすべて1。
フランスがあまりにもひどい状態なので、これは天の恵みか、と。
ひょっとしたら決勝トーナメントの芽があるんじゃないか、と。

しかしそれを打ち砕いたのはウルグアイ。
前半20分過ぎにエースアタッカーのフォルランがゴール。
まあここまでは仕方ないとしても、後半ここまで好セーブをみせてきた
南アフリカのGKが一発レッドで退場、PKを与える。
難なくPKをフォルランが決め2点差。
ロスタイムには決定的な3点目を決められ、南アは完敗。

南アフリカとしては3戦目にフランス戦を控えているので、
初戦のメキシコ、2戦目のウルグアイどちらかには勝っておきたかった。
しかし1分1敗と厳しい状況。そして次戦は活躍していたGKが出場停止。
かなり、厳しい状況となった。

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2010/06/22

2010ワールドカップ5日目

もうブログ書くのが追いつかなくなってきた。
けれどまあ、記憶を辿りながら少しずつでも書き留め。

ニュージーランド×スロバキア

グループリーグで最も地味な組み合わせのひとつとなったこの試合、
ラグビーのオールブラックスと比してオールホワイツと呼ばれるNZ代表が
果たしてW杯の舞台で結果を残せるのか、ということに注目が集まっていた。
なんせアマチュアの選手も多いというのだから。。。

対するスロバキアも分離独立後は初出場。欧州予選ではチェコと同組
ながらも勝ち抜いてきた。ビッグネームはいないけれどまとまりのあるチーム。
両国民と選手は緊張感をもって試合を眺めていたのだろうけれど、
一般的には後に控える2試合を待ちながら、という感じだったんだろうな。

試合はオールブラックスさながらロングボールを多用するNZと、技術の高い
組み立てを中心とするスロバキア。噛みあうような噛みあわないような、
見所のないまま前半は終了。
ところが後半早々にスロバキアが先制し、やっぱりNZは厳しいかな、追加点
はいつ入るのかな、なんて感じで試合は進む。

ところが試合を決定づける2点目を取れないスロバキア。
NZは粘り強くプレーを続ける。
そしてロスタイム、パワープレーを繰り返しまさかの同点ゴール。
共に初の勝ち点1を獲得したけれど、明暗が分かれる結果となった。

コートジボワール×ポルトガル

先の一戦とはうって変わって注目の試合。
共に優勝候補をおびやかす存在であるコートジボワールとポルトガル。
残念なのはコートジボワールのドログバが間に合わなかったこと。
というか、骨折から10日ちょっとでベンチにいること自体が奇跡なんだ
けれど、やはり寂しい。

試合はポルトガルがボールを支配して攻撃を組み立てる。
コートジボワールはしっかりと守ってからカウンター。
中盤で激しい攻防が繰り広げられる見所の多い展開。
しかし共に決定的なチャンスはつくれず。

そして後半の20分過ぎ。なんとドログバがピッチに登場。
腕にはギプスがはめられているようだったけれど、それでも存在感は
大きく、劣勢だったコートジボワールの選手が勇気づけられたような
感じもあった。ポルトガルは最後の壁を崩せず。
結果、スコアレスドロー。
終盤の打ち合いには迫力があったけれど、共にリスク管理が徹底
されており、最悪の結果だけは避けようという感じが強かった。

ブラジル×北朝鮮

これもまた、ある意味で注目の一戦。
王者ブラジルに挑む、44年ぶり出場の北朝鮮。
FIFAランキング102位は今回出場国で最低の順位だ。

当然のように圧倒的にボールを支配するブラジルに対し、ほぼ全員で
守備に回る北朝鮮。まるでブラジルのボール回しの練習につきあって
いるような感じがした前半だった。
北朝鮮が健闘したとも言えるだろうけれど、まだ本気で取りにきている
雰囲気はなく、あくまでもウォーミングアップのようなブラジル。

その実、後半早々にブラジルが先制。そして追加点。
これぞ王国の試合運びだ。
試合終了前に北朝鮮が1点を返すけれど、ブラジルの温情のような
感じさえさせる余裕の試合運び。
まだまだ本気は出しちゃいない、という感じがした試合だった。

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2010/06/18

日本×カメルーン

日本×カメルーン

どうしてこのガラガラのスタジアムに自分がいないんだろう。
やっぱり行けばよかったかな、と考えながら観戦。
ゲン担ぎに勝つカレーを食い、万全の態勢でテレビの前に。
この試合ばかりは、ツイッターもしないで集中、集中。
おそらく日本でテレビを観ているサポーターもみな集中。

その思いが伝わったのか、日本の立ち上がりは集中していた。
特に両サイドの大久保、松井の運動量が多く、自分たちの
ボールを運ぶ以外に、カメルーンの攻撃に蓋をする役目を
存分に果たしていた。

特に大久保。おそらく最初から、途中で潰れてもいいと考えて
飛ばして行ったんだろう。これまで観た中で最高だった。
こんな大久保を長年待った甲斐があったってもんだ。
松井も存分にその強さ、しなやかさをみせてくれたし。
この2人がずっと踏ん張ったおかげで、本田が自由に動けた。
この布陣はワントップではなく、ノートップだと思う。
ローマがチームトッティを確立させるためにやった戦術。
日本にはトッティはいないけれど、効果的な闘い方だ。

もうひとつ大きかったのは中澤の復調。
どうも今年はJリーグでも代表戦でも緩い守備が目立っていた
けれど、ここにきてかなり仕上がってきた。
まるでこの日を目標にしていたかのように、だ。
ドイツの過ちは繰り返すまい、という強い意志も感じられる。

本田の先制点。ま、彼は持っているから、当然の結果。
あれは入れてくれなきゃ困る。そのための布陣なんだから。

そしてマスコミでは川島が大絶賛されているけれど、
いつも見ている立場からすれば、明らかに入れ込みすぎ。
次のオランダ戦では、本来の姿を見せてくれるでしょう。
日本一美しい飛翔を、世界にお披露目するのは次だ。

日本が上げたこの1勝。
海外で行われたW杯で初めての勝利。
この試合を、カメルーンが悪かったからだと言う人もいるだろう。
でもどのチームも日本より格上なのだ。
こちらが100%で立ち向かっていって、ようやく試合の形に
なるくらい、個々の選手の実力差は大きい。
その差を埋めるべく、万全の態勢で挑んだ日本の勝利。
強国カメルーンは100%でなかったから勝てた。
その通り。

でも日本はこの1勝で得た自信と経験を、次の試合に生かせる。
そしてまた、成長していくのだ。
4年前のオーストラリア戦で止まってしまった時計を、
ようやく動かすことに成功した。

嬉しかった。ありがとう、日本代表。

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